コレクション

008

エマオでの夕食

作風など 美しい葡萄の装飾とともに描かれた新約聖書の一場面。上下二段構成になっていて、下部には福音史家が描かれています。

19世紀の末にイギリスのハーバート・ブライアンズ工房で制作されたこのステンドグラスは、新約聖書の「ルカによる福音書」の一場面を表現した作品です。
この作者は15世紀のステンドグラス技法に傾倒しており、色彩の選択から絵付け技法、物語の下に福音書を書いた聖ルカの姿を描いたりするスタイルなど、その時代に大変強く影響を受けています。
上下に描かれた葡萄の葉や蔦、実りはイエス・キリストを表現しています。
十字架上での死後、復活を遂げた証拠に、右に座るキリストの手には聖痕がくっきりと描かれています。

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